支部長挨拶

 平成24年10月10日に一般社団法人日本消化器内視鏡学会北陸支部長を拝命いたしました。

 伝統ある日本消化器内視鏡学会の北陸支部を12年間に渡り牽引してこられた田中三千雄名誉教授の後任であり、光栄であるとともに身の引き締まる思いです。支部の各先生方のご尽力、ご支援をお願いする次第です。

 さて、北陸支部は昭和35年9月25日の「胃カメラ学会第1回北陸地方会」を第1回地方会としており、初代支部長は谷野富有夫金沢大学第1内科教授です。昭和37年からは2代支部長の武内重五郎金沢大学第1内科教授のもと消化器病学会と合同で地方会を開催していました。その後、3代支部長服部 信金沢大学第1内科教授に引き継がれています。4代支部長磨伊正義金沢大学がん研外科教授の時の昭和60年から消化器病学会と分かれ、内視鏡学会単独で地方会を開催しています。平成12年には5代支部長に田中三千雄富山大学教授が就任され、地方会がさらに発展しています。平成21年には当時の理事長である丹羽寛文先生を迎え北陸支部創立50周年を、平成24年11月25日には上西紀夫理事長を迎え第100回の地方会を迎えることができました。

 北陸支部は会員数が1084名(平成24年9月1日現在)と最も小さい支部ですが、会員数あたりの地方会発表数や専門医比率は高く、勤勉で誠実な北陸の人柄を反映していると思われます。
 会員に開かれた支部、情報を共有する「見える化」を目指しています。まず、平成24年11月の支部例会において、それまで支部長の推薦で決定していた支部幹事・監事を支部評議員の投票で選出しました。嬉しいことに北陸の内視鏡を牽引している若手、中堅の医師が幹事に加わりました。
 内視鏡器機と技術の進歩は目覚しく、支部の内視鏡レベルの向上に引き続き力を注ぎたいと考えています。特に、若手の内視鏡医の育成は重要課題であり、ハンズオンセミナーによる技術伝達も考えております。一方で、学会が社団法人に移行したこともあり、市民への内視鏡の啓蒙、すなわち市民公開講座も企画する予定でおります。

 今後とも、支部の運営に関して皆様のご意見とご助力をお願いいたします。

平成24年12月
一般社団法人日本消化器内視鏡学会 北陸支部
支部長  米島 學